ハンガリアン フォークコスチューム展
日本平美術館 (日本平ホテル内)

1996年9月8日(日)〜30(月)
OPEN/11:00am〜9:00pm

【入場料】800円(ドリンク付)
*高校生以下は入場無料です。夜9時まで御飲食いただけます。


静岡県清水市日本平 TEL(0543)35−1131


 ハンガリーは、リストの音楽や、ドナウの真珠といわれる美しい都市ブダペストなど、日本からも親しみを込めた視線を注がれている国です。しかし、まだ知られていないところがたくさんある東欧の国のひとつです。そのハンガリーは、本年1996年、建国1100年を迎えました。民主化の道を歩み始めたハンガリーの、世界に誇る文化であり、民族芸術でもある、多彩で華麗な刺しゅうの民族衣装を紹介し、ハンガリーと日本の友好の輪を広げる機会となりました。
 9世紀末、ローマ法王より戴冠した初代国王、イシュトヴァーン1世によりキリスト教国として建国されたハンガリーは、大国としての繁栄の後、16世紀オスマントルコ帝国の支配を経て、17〜18世紀オーストリアのハプスブルグ家によってハンガリー全域を統治されました。その変遷の時代に、装飾美術も大きな影響を受けて成熟し、特に衣装の刺しゅうに顕著に残されてきました。現在、各地方に伝統的に受け継がれている民族衣装は、地方色の強い、華やかで多様な服飾芸術として、民族学的に調査研究が続けられています。
 本展覧会は、建国1100年記念の企画として、ハンガリー国内の格別な支援を得て実現されたものです。各地方の民族衣装と同時にマリア・テレジア女王や貴族の代表的な衣装をはじめとするすべての刺しゅう作品は、ハンガリー国内はもとより、世界初の展覧会となります。これは、ハンガリーと日本の友好を深めるための、特別企画展です。


ハンガリーの各地方の風土と生活に育まれた、素晴らしい刺繍をご覧ください。